お笑いタレントとして多くの人を笑顔にしてきた柳原可奈子さん。
そんな彼女が、自身のInstagramで初めて明かした「子供の脳性麻痺」の告白が注目を集めています。
普段は明るく元気な彼女が抱える母親としての葛藤や、子供のリハビリ、そして七五三の感動的なエピソードまで。
今回は、柳原可奈子さんの子育てと、その裏側にある想いに迫っていきます。
柳原可奈子の子供は脳性麻痺だった!
柳原可奈子さんは、2019年に一般男性と結婚し、同年11月に第一子となる長女を出産しました。
その後も2022年には次女が誕生し、現在は2児の母として育児に励む日々を送っています。
そんな彼女が2023年4月、自身のInstagramで長女に脳性麻痺があることを公表し、多くの反響を呼びました。
当時長女は3歳5か月で、「いつもゲラゲラ。我が家のムードメーカー。生まれつきの脳性麻痺で毎日リハビリを頑張ってます」と明るく綴っており、フォロワーからは「勇気をもらった」といった声が寄せられました。
脳性麻痺の症状やリハビリの内容などを公にするまでには、長い葛藤があったようです。
「バレないようにしていた」と語った柳原さん。最初は他の子と比べて悩んだ時期もあったそうで、「うちの子はまだできないから…と心の中で拗ねてしまった」と振り返っています。
それでも「障害のある子もない子も、みんな幸せに」という思いを胸に、彼女は前向きな子育てに取り組んでいます。
その姿勢は同じような悩みを持つ親たちにも大きな励ましとなっており、Instagramでの発信は共感と感動を呼んでいます。
リハビリやボトックス治療の内容とは?
柳原可奈子さんの長女は、脳性麻痺によって主に運動機能に障害を抱えています。
そのため、日常的にリハビリを受けながら、身体機能の向上に取り組んでいます。
特に注目されたのが、2024年11月に受けた「ボトックス治療」です。
これは筋肉の緊張を和らげる効果があり、左手や両足、さらに握り込んでしまう左手の甲にも注射が行われたそうです。
「1〜2週間で効果が出始める」と医師から説明を受けたと投稿しています。
このような治療に加え、日常生活の中でもさまざまなトレーニングが行われていることがわかっています。
例えば、右手の使用を促すために、利き手とは反対側をあえてサポートする工夫や、吸盤付きの皿を使った自力での食事練習など、細やかな育児の取り組みが続いています。
また、てんかんの持病にも対応するために服薬の調整も行っており、2025年1月には「体重に合わせて薬を増やした」との投稿も。
治療の進行状況や身体の変化に応じて、細やかな配慮が求められる育児であることがうかがえます。
リハビリや治療の様子は、彼女のInstagramで定期的に報告されており、柳原さんの真摯な姿勢と娘さんへの深い愛情が伝わってきます。
七五三や就学準備に見た成長の軌跡
2023年11月、柳原可奈子さんはInstagramで、長女が無事に七五三を迎えたことを報告しました。
この投稿には「ここまで来られた!」という言葉とともに、喜びと安堵が綴られており、多くの人々の心を打ちました。
長女のために用意された着物は、特別な配慮がされていて、横になった状態でも簡単に着脱できるよう、脇腹部分がマジックテープになっていました。
「普段通りが難しい」環境にいるからこそ、小さな工夫と愛情が込められた着物で、笑顔の七五三を迎えた娘さんの姿に、称賛の声が集まりました。
さらに、2024年には就学準備の一環として、外来リハビリ病院を転院したことも報告。
通いやすさや専門性の高いケアを求めての選択で、柳原さんの親としての真剣な思いが伝わってきます。
また、2024年5月には「療育手帳」の再判定を申請したことも明かしており、日々の積み重ねの中で着実に未来を見据えていることがわかります。
そして2024年11月には、子育てへの向き合い方が評価され「ペアレンティングアワード」のママ部門を受賞。
柳原さんの取り組みは、障害のある子どもを持つ親にとってのロールモデルとして、多くの共感を呼んでいます。
「障害があるからといって、幸せを諦める必要はない」。
そう語るかのように、柳原さんは子どもと向き合い、日々の成長を心から喜びながら、社会に向けて前向きなメッセージを発信し続けています。
まとめ
今回は、柳原可奈子の子供は脳性麻痺だったや、七五三の様子や治療法に感動の声についてお伝えしてきました。
柳原可奈子の子供は脳性麻痺だったという事実は、長い葛藤を経て2023年に公表されました。
また、七五三の様子やボトックス治療、就学準備に至るまでの取り組みからは、母親としての前向きな姿勢と深い愛情が感じられました。
障害があっても、子どもと共に笑顔で過ごす日常はかけがえのないものであり、その姿は多くの人に勇気と希望を与えてくれます。
柳原可奈子さんとご家族のこれからに、温かいエールを送りたいですね。
それでは、ありがとうございました!
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